2005年6月29日〜7月10日,CREST/LAPS(中村crest)の大気境界層ABL観測を行った。
具体的には、情報通信研究機構沖縄亜熱帯計測技術センター大宜味サイトでのラジ
オゾンデ観測と、大宜味サイト周辺3地点でもビデオ連続観測を行った。
また、情報通信研究機構沖縄亜熱帯計測技術センターの名護サイトに設置され
ている沖縄偏波ドップラ降雨レーダ(COBRA)やAWSの観測や、大宜味サイトに設置されて
いるウインドプロファイラー(WPR400)とAWSなどの観測も行った。
ゾンデ観測、ビデオ観測は、地球水循環研究センターの中村研、安成研、上田
研、岡山大学の加藤研で行い、
COBRAやWPR400、AWSなどの観測は、情報通信研究機構沖縄亜熱帯
計測技術センターの職員の皆さんが行った。
COBRAの観測では、晴天時の大気境界層ABL観測用の10分間に7往復RHI&7度と8
度のPPI観測を行った。
このプロジェクトにより晴天時の大気境界層ABL観測が出来た。
本来は、この観測に加え、境界層が壊れるくらい激しい降雨の前後の大気境界
層ABLの変化の様子を観測することを目的としていたが、今回は観測できなかった。
毎日の日記は、中村研M2の佐々木大祐君が作成してくれた。
また、写真もそこに納められている。