琵琶湖プロジェクト+DPRI共同研究合同総合フラックス計測プロジェクト
Catch A Plume by SATs [CAPS]
# 英語名,略称は今勝手に作ってみました.でもなんか変です :−)
(フラックス野郎の会とも連動中)
[はじめに] [観測メンバー(予)] [これまでの経緯(議事録的なもの)] [観測計画] [注意事項] [関連リンク]
観測は無事?終了しました!これから怒濤の解析フェーズです!!
このページの作成者:樋口篤志(DPRI 共同研究PI,名大地球水センター助手)
Last update : 13 Feb., 2003 23:15 JST

1. はじめに (長い前降りですが,ご容赦を)
 
 これまで,フラックス野郎の活動として,まず乱流機器相互比較を行うために筑波大学陸域環境研究センター実験圃場にて2000年・2001年の二回観測を実施しました.当初の目的である,どの測器がどのような特性をもっているのかはこの観測で把握することが出来ましたが,より科学的な興味として,一見均質に見える地表面上でフラックスが,どのように分布しているか?という問題に対して,これまで機器の制限等によって実施することは不可能でした.近年顕著化したImbalance問題,それに対してLarge Eddy Simulation (LES)を用いた最新のモデル研究では,Imbalance問題は計測の問題だけではなく(もちろん,計測の問題は観測を続ける限り永遠につきまとうはずです),より大規模な擾乱等の影響を受ける(地表面の多くでは熱収支はRn-G>H+lE, プリュームが発生した場所では[面積的には非常にごくわずか]まれにRn-G<H+lE)と言われています.また,乱流+地表面熱収支を扱う研究者で観測的手法を主に取る人達の中では,純粋に乱流機器(この場合,Hとして超音波風速温度計,いわゆるSAT)をあるグリッドに展開して,面的分布を見てみたい,という願望は昔からありまして,例えば,過去のgame-jp メーリングリストの議論の中の今後のGAME-AANについてで[勝手に抜粋];
 


GAME-JP MLで繰り広げられた議論の抜粋

#長文となりますが,ご容赦下さい.また,引用された先生方,ごめんなさい.この辺のやりとりを知らない若手が多くなってきているので,game-jpではこういう議論がなされていたことを示す上で良いのではないかと思っています(勝手な解釈)
引用中の太字,下線は意図して入れています.念のため.



 といった熱い議論が繰り広げられていました.研究者を巡る環境が良くなったかと'98当時から今(2002)を見ると,あんまり変わっていないような気がしますが(という個人的なボヤキはさておき),これだけ引用したことで何が言いたいのかと言いますと,地域を絞って,目的以外の障害が少なそうな領域を切って,三上さん&玉川さんがおっしゃるような

“メンテナンスが可能な国内で短期間に、集中的に観測するのが今は最も良い”
ような機運,環境がGAME-IOP (1998) から4年経過することによって,ようやく実現しそうだ

ということです.このような観測は日本では初,であり,また,世界でも例がない,(捕らぬ狸的ですが)画期的な観測になると確信しています.観測概要,およびいきさつ等はこの下を読んでいただくとして,とにかく,良いチャンスだと思っています.



2. 観測メンバー
[観測代表幹事群] [観測参加者:10月30日現在で私(樋口)が知りうるメンバー]

3. これまでの経緯 (as is ですが,ちまちま更新中です)
 

4. 観測計画(きっと最終バージョンです.みなさま,ご確認を!!)
 
4.1. 観測測器群 
4.1.1. 飛び道具系(dopplar sodar, radiosonde, Scintillometer)
4.1.1.1. Dopplar Sodar (鉛直風系を計測)
  • V1(千田農場)名大HyARC/LAPS  Dopplar Sodar (Scintec XFAS) -->檜山 
  • V1(天神の森)京大DPRI 車載 Dopplar Sodar (Kaijo)--> 林
4.1.1.2. Radiosonde (基本は3時間に一度ゾンデ放球)
  • V1 (千田農場)名大HyARC Radiosonde (Vaisala, MW15)--> 樋口
4.1.1.3. Scintillometers (水平方向の顕熱フラックスを計測) 
  • 南北パス... 筑波大TERC/RAISE Scintllometer (Sintec SLS40A)-->浅沼
  • 東西パス(2/3: 北部2東西パス).. 防衛大 Scintillometer (2組,Sintec SLS20)-->多田
  • 東西パス(1/3:南部1東西パス)... 農環研 Scintillometer (Sintec SLS20)-->小野
4.1.1.4. 航空機による熱映像計測 (New! 松島)
飛行日 :11月12日から23日までの間のうち、天候条件の良い2,3日
飛行時刻:日中(午前8時から午後4時)
飛行回数:1日に2,3回(合計フライト数... 5〜6回[契約時間に依存])
飛行経路:八尾空港 > 高月町観測サイト上空 > 八尾空港
予定飛行時間:約1時間半(移動80分、観測10分)
観測サイト位置:滋賀県高月町、北緯35度29分、東経136度14分
サイトでの計画:
(1) 観測サイトを四方(NNW,WSW,SSE,ENE)から天底角60度でセスナ機側面の窓から撮影。この場合、1つのピクセルの大きさはおよそ 4m * 8mになります。サイト全体のピクセル数は約3万です。
(2) 撮影終了後、1000ft まで降下し、大気のプロファイルを測る(気温・湿度・気圧)。これは、近い時間にゾンデを揚げていれば省略可
飛行高度:4500ft (1350m)
観測サイトでの飛行速度:70kts
同時に測るもの:気温・湿度・気圧。いずれも Vaisala をカメラと一緒に持込
4.1.2. 定点観測
4.1.2.1. スーパーサイト(H+lE, CO2 fluxを渦相関法で計測C1〜C5のうち4地点)
 
C1... 名大HyARC [GILL+LI-7500, TEAC Dataloger, albedometer, PIR, Humicap 5式,放射温度計] --> 田中広樹
C2(集中田)... 東北大+集中田定常観測(Kaijo DA-600-3T+AH-300+Vaisala, キーエンス+PC Datalogger] --> 松島大
C4... 京大防災研+弘前大連合 [Kaijo DA-600+LI-7500 (林),キーエンス+PC (石田)+DPRI・水資源センター放射収支計+温湿度計(田中賢治)] --> 石田
C5... 農環研 [Kaijo SAT+Advanet, TEAC, 放射収支計, CR10 Datalogger]  --> 小野圭介
4.1.2.2. 準スーパーサイト (lEが渦相関で計れない.放射は押さえる)
C3... 防衛大 [Metek USA-1, PC-base logger, 放射4成分[MR-40]+G,専用ロガー]-->多田毅
4.1.2.3. SATサイト(超音波風速温度計のみ設置;10地点)
S1... Kaijo DA-600 + TEAC (檜山)  --> 田中広樹
S2... Young-81000 + PC (田中広樹)  --> 田中広樹
S3... Kaijo SAT-550 (林) + PC (樋口) --> 樋口
S4... Kaijo DA600-1T(松島) + キーエンス(戸田)+PC?  --> 戸田 (現地に来ません!調整も一切していません!まずい!グレーゾーン発生です [by 樋口])
S5... Kaijo PA600 + Laptop (石川) --> 石川
S6... Kaijo DA-600 (林) +  TEAC (樋口)  --> 玉川
S7... Kaijo DA-600 (林) + PC based datalogger (石川) --> 田中健路
S8... Kaijo DA-600 (林) + PC based datalogger (石川) --> 田中健路
S9... Kaijo SAT-550 + PC based logger No. 1 (浅沼)  --> 浅沼
S10...乱流常設サイト(右図で農業試験場[S10]) --> 田中賢治(設置済) 
#実際には3〜4人で一チームで移動しながら設置.野中さんの指示を仰ぐ? 
#班分けの代表者が細かな話(打ち合わせ)をしておく必要アリ.
第1回現時視察の後で決められたたたき台
(as is 19 Sep., 2002)

測器配置final version 
(made by 田中賢治さん)


[そのほかのマップの類]
  • 観測地点のおおよその広域地図 ,その拡大版詳細版 (made by 石田さん@弘前大)
    • 乱流測器および各種飛び道具の置き場所のたたき台 (緯度経度は9/13の現地調査からGPSを使って測量)

    • 高月町の役所から頂いた3000分の1の詳細地図(農地区画が明確に分かる)+9/13日の現地調査(田中賢治,石田,樋口)で行った現状の土地利用を入れた詳細測器置き場所たたき台(made by 田中賢治@DPRI)
    • ハイドロテック野中さんによる:[New!]
    • 宿泊先(民宿つるや)


    • 実際の観測時のLocation [changed!] GPSデータより作成.
    [pdf file]





    4.2. 雨対策+α 4.3. 観測期間(POPミッション) 4.4. SAT設置高度問題 [New!]


    [参考資料の類]



    5. 注意事項 (写真群,緯度経度情報,データ)

    6. 関連リンク